オークス

牝馬三冠の二冠目オークス（正式名称は優駿牝馬）。一冠目の「桜花賞」から一気に800ｍ延長、スピードだけでなくスタミナも要求される。

昨年の2023年は断然人気を集めたリバティアイランドが６馬身差の圧勝で、桜花賞に次ぐ二冠制覇。秋には秋華賞も制して、牝馬三冠を達成した。また、その前の2022年もスターズオンアースが勝って二冠制覇と、目下2年連続で桜花賞馬が勝利している。

今年はステレンボッシュを筆頭に、桜花賞からは3着ライトバック、4着スウィープフィート、8着クイーンズウォーク、13着チェルヴィニアらが参戦。トライアルのフローラSではアドマイヤベル、ラヴァンダが、スイートピーSではコガネノソラが権利を獲得して臨む。また桜花賞をパスしてここまで待機していたフラワーC組のミアネーロ、ホーエリートにも注目だ。

出走予定馬

条件・コースの解説

東京芝2400m

東京の芝2400ｍという条件は基本的には「非常に乗りやすいコース」と言われる。施行レース数が少ないことや、長距離戦であることから、道中は各馬が折り合いに専念して、自分のペースを守って落ち着いた流れになる事が多い。

直近3年の好走馬一覧

直近10年のデータ

枠順にはそこまで大きな傾向は見られないものの、敢えていえば3勝2着2回の5枠が好成績。2019年に12番人気で2着したカレンブーケドールの名前もあるので、枠順が出たら「5枠が好成績」というのは頭の片隅には置いて予想に臨みたい。

1番人気が6勝2着2回と信頼度は高い。2番人気も1勝ながら2着3着が3回ずつ。3番人気も3勝を挙げており、過去10年の勝ち馬は全て3番人気以内。しかし、直近5年連続で10番人気以下の伏兵が2～3着に食い込んで波乱を演出しており、ヒモなら穴馬激走の可能性は十分。昨年2023年は15番人気ドゥーラが3着、2022年も10番人気スタニングローズが2着している。

所属の比較は、東西とも5勝2着5回と互角。しかし、3着は美浦2頭に対して、栗東8頭と差がついている。10番人気以下の激走も多くが栗東所属馬だったから、思い切った穴馬を買い目に入れるなら栗東の方が魅力はある。

レースパラメータ