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重賞ジャッジ

中山グランドJ

暮れに行われる中山大障害と双璧を成す障害界の挑戦を決める一戦。1999年より現在の名称となりJGⅠの格付けとなった。

2023年こそ道悪もあり波乱の結果となったが、基本的には実績馬が結果を出しやすい。2017年から1番人気が6連勝を果たした。

2000年から2010年までは国際招待競走だったこともあり、古くは年に数多くの海外馬が参戦していたが、2013年以降の参戦は実現していない。

前年度暮れの中山大障害から約4カ月と短いスパンで行われるため、前年からのリピーター性も強いレースである。

出走予定馬 出走予定馬

馬名 性齢 騎乗予定 厩舎 前走レース 着順 本賞金 備考
ジューンベロシティ 牡6 森一馬 (栗東)武 英智 春麗ジャンプS 2着 900万円
エコロデュエル 牡5 小野寺祐 (美浦)岩戸 孝樹 阪神スプリングJ 2着 400万円
ワンダークローバー 牡6 難波剛健 (栗東)森田 直行 阪神スプリングJ 6着 0円
マイネルグロン 牡6 石神深一 (美浦)青木 孝文 阪神スプリングJ 1着 0円
ビレッジイーグル 牡7 大江原圭 (美浦)竹内 正洋 ペガサスジャンプS 1着 500万円
タマモワカムシャ セ5 中村将之 (栗東)川村 禎彦 三木ホースランドJS 6着 0円
ポルタフォリオ 牡6 小牧加矢 (栗東)角田 晃一 ペガサスジャンプS 11着 400万円
イロゴトシ 牡7 黒岩悠 (栗東)牧田 和弥 スピカステークス 13着 1500万円
ギガバッケン セ9 伴啓太 (美浦)岩戸 孝樹 ペガサスジャンプS 7着 1500万円
ニシノデイジー 牡8 五十嵐雄 (美浦)高木 登 阪神スプリングJ 4着 3600万円
フロールシュタット 牡5 上野翔 (美浦)戸田 博文 障害4上オープン 4着 0円
ダイシンクローバー セ8 高田潤 (栗東)高橋 一哉 中山大障害 6着 900万円

条件・コースの解説 条件・コースの解説

中山障4250m芝
中山障4250m芝

年に一度、中山グランドジャンプだけで行われるコース。同じJGⅠの中山大障害とは距離が異なるが、違いと言えば残り1200mの地点から芝の外回りコースに出ることになる(大障害は内回りを使用)。

3コーナー付近から発走。順回りで進み、中山大障害含め年に二度しか使われない大障害コース(襷コース)に入る。コースの一回目には高さ1.6m、幅2.05mの大竹柵(6号障害)、二回目には高さ1.6m、幅2.4mの大生垣(7号障害)が設けられており、他の障害に比べても幅、高さは大きく飛越の難易度は高いが、それぞれの障害を起点に回りが変わる。

大障害コースには高低差5mほどの深い谷もあり(バンケット)、スタミナも要求される。障害飛越は合計12回。最後の外回りコースでも置き障害が3度あり、人馬共に最後まで気が抜けない。

直近3年の好走馬一覧 直近3年の好走馬一覧

日付 馬名 馬齢 人気 騎手 斤量 厩舎 着差 上がり 馬体重 通過順位 母父 前走 間隔 前人 前着
2023年 障害4歳上オープン (国) 定量 障 4250m 10頭
4/15
3回中山
7日目
1 2 イロゴトシ 牡6 6 黒岩 悠 63.0 牧田 和弥 0 13.8 474(2) 0 ヴァンセンヌ クロフネ ペガサスジャンプS 中3週 5 3
2 8 ミッキーメテオ 牡6 2 五十嵐 雄祐 63.0 西田 雄一郎 大差 14.0 516(2) 0 ルーラーシップ ディープインパクト 阪神スプリングJ 中4週 2 4
3 7 ダイシンクローバー セ7 5 森 一馬 63.0 安田 隆行 11/2 14.0 484(-2) 0 キンシャサノキセキ Fusaichi Pegasus ペガサスジャンプS 中3週 6 2
2022年 障害4歳上オープン (国) 定量 障 4250m 9頭
4/16
3回中山
7日目
1 7 オジュウチョウサン 牡11 1 石神 深一 63.0 和田 正一郎 0 13.8 510(-2) 0 ステイゴールド シンボリクリスエス 阪神スプリングJ 中4週 1 3
2 1 ブラゾンダムール 牡7 3 西谷 誠 63.0 松永 幹夫 11/4 13.8 486(-8) 0 ディープインパクト Medaglia d’Oro ペガサスジャンプS 中2週 1 2
3 2 マイネルレオーネ 牡10 5 平沢 健治 63.0 清水 久詞 1/2 13.8 408(-4) 0 ステイゴールド サツカーボーイ 春麗ジャンプS 中6週 8 4
2021年 障害4歳上オープン (国) 定量 障 4250m 8頭
4/17
3回中山
7日目
1 6 メイショウダッサイ 牡8 1 森 一馬 63.0 飯田 祐史 0 13.7 508(4) 0 スズカマンボ スキャターザゴールド 阪神スプリングJ 中4週 1 1
2 2 ケンホファヴァルト 牡8 5 熊沢 重文 63.0 森 秀行 13.7 480(6) 0 マーベラスサンデー トニービン 中山大障害 4ヶ月 9 2
3 3 タガノエスプレッソ 牡9 5 植野 貴也 63.0 五十嵐 忠男 21/2 13.7 462(6) 0 ブラックタイド キングカメハメハ 中山大障害 4ヶ月 3 3

直近10年のデータ 直近10年のデータ

枠順
条件 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1 0 1 0 6 0 14.3 14.3
2 1 2 1 7 9.1 27.3 36.4
3 0 1 3 7 0 9.1 36.4
4 0 1 3 8 0 8.3 33.3
5 3 0 2 7 25 25 41.7
6 2 2 0 10 15.4 23.1 23.1
7 3 2 1 9 20 33.3 40
8 1 2 0 14 5.9 17.6 17.6
人気
条件 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1人気 7 1 0 2 70 80 80
2人気 1 2 1 5 11.1 33.3 44.4
3人気 0 2 4 4 0 20 60
4~6 2 4 4 18 7.1 21.4 35.7
7~9 0 1 1 23 0 4 8
10人気〜 0 0 0 16 0 0 0
年齢
条件 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
4歳 0 0 0 2 0 0 0
5歳 3 1 2 14 15 20 30
6歳 2 3 1 20 7.7 19.2 23.1
7歳 1 3 4 13 4.8 19 38.1
8歳 2 2 1 6 18.2 36.4 45.5
9歳 1 1 1 10 7.7 15.4 23.1
10歳 0 0 1 3 0 0 25
11歳 1 0 0 0 100 100 100
所属
美浦 7 3 0 29 17.9 25.6 25.6
栗東 3 7 10 39 5.1 16.9 33.9

人馬の関係性が平地より求められる障害競走ということもあり、特定のお手馬を手にした騎手は複数回好走することは珍しくない。石神深一は8戦6勝、森一馬は9戦して5度の馬券圏内があった。

高齢馬が好走するのも障害ならでは。4~6歳の各世代に対して7歳以上は(5―6―7―38)で勝率・連対率・複勝率いずれも上回る。

大型馬の活躍が目立ち過去10度の勝ち馬のうち、9度は500キロ以上の馬体重があった馬となる。好走率でみても500キロ以上の馬体重は高い。

1番人気の好走率が高い一方、2~3人気の勝率は低い。ただし、7番人気以下の連対は1頭のみで波乱が少ない。

前述の通り人馬の関係性が求められる障害競走らしく過去10年の3着以内馬30頭中25頭が前走と同じ騎手だった。乗り替わりでの連対は1度あるが、来てもあくまで3着までといった感。

年明けに前哨戦を使っているか、否かはさておき前年度の中山大障害で好走した馬が好走するケースは目立つ。2023年こそ違った結果となったが、それ以前の7年ほどは毎年2~3頭、前年度の中山大障害の好走馬(または掲示板以内)が3着以内に入っていた。

本命戦らしく前走3着以内の好走率は高い。中山大障害から直行するケースは少ないが、好相性の前哨戦で言えば阪神スプリングJ組だ。

レースパラメータ レースパラメータ

本命度
8
高齢
6
馬体重500kg超
7
乗り替わり
3
阪神SJ好走組
8

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